※AUBIST関連製品は、これまで提供を行ってきたオーバス社がデンソー社へ完全子会社化されることに伴い、オーバス社に代わってイーソルが2024年4月1日より提供します。

AUBIST Hypervisor for MCUは、マイコンが持つ仮想化支援の仕組みを利用し、次世代の制御系ECUに求められる仮想化機能を効率的に提供するハイパーバイザ製品です。

概要

特長

• 統合されるECU機能に要求される空間分離・時間分離を実現
  異なるASILのVM混在や1コア複数VMの搭載が可能です。
  
  
  
  時間分割、スケジューリングイメージ：
  


• 特権、非特権モードをサポート可能な VM 空間の提供
  Hypervisor for MCUとAUTOSAR OS(SC3)を組み合わせることによりVM内に異なるASILのSW-Cを混載することが可能です。
  
  


• 各VMへの周辺デバイス割当て、割込みの割当てが可能
  割当可能なMCUの周辺デバイスは、個々のVMに割り当てることにより既存のMCALの再利用が可能です。


• 共有デバイスは、デバイス仮想化支援を提供
  VM間で共有の可能性が高いデバイスについては、仮想デバイス(vMCAL)の提供を予定しています。


• VM間通信機構（VCC）の提供
  VM間でデータの通信を行う機能を提供します。
  
  

適用分野

• 統合ECU
• 統合コックピット
• コネクティッドカー

お客様サポート

お客様ごとの要望については、エンジニアリングサービスにて対応します。

関連資料

関連リンク

• AUBISTシリーズ
• AUTOSAR
• イーソルが提供するAUTOSARソリューション